ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる/ 山田昭男
ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
- 作者: 山田昭男
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 単行本
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未来工業の創業者、故山田昭男氏が仕事術を説いた1冊。
タイトルの「1日7時間15分しか働かない」のインパクト大です。
残業なしで 年間休日140日+有給休暇40日で、
まるで夢のような会社を実現しているのが本当に素晴らしいです。
限られた時間しか働かない幸せと大変さの効力は、
目に見えない計りしれないものがあると勉強になりました。
時間の短縮で効率がよくなるだけでなく、
社員を感動させることで得られる
前向きな感情の力で生産性を上げる
という部分には、見習うところがあります。
口では社員のためにと掲げている会社は多いですが、
未来工業ほど社員を大事にしている会社はないと感動しました。
やはり 人間が思い描けることは実現出来るのだと実感しました。
未来工業のスローガン「常に考える」からは、
考え工夫し差別化(人マネ+アルファ)する
ことの大切さを学びました。
考えることに重点を置いており、
そこからたくさんの役立つ商品を生み出しています。
差別化にここまでこだわってやってる会社もないんじゃないでしょうか。
また人件費を削ることを真っ向から否定しており、
人間のマイナスな感情に目を向けるべきだと述べています。
人間というものを深く理解し、
常に社員を1番に考える姿勢は素晴らしいです。
その他、営業術や社員に対する手当の内容や
具体的な差別化の方法などためになることがたくさん書いてあるので
もっと詳しく知りたい方はぜひ。
この本から学べることはたくさんあります。