下世話の作法 たけしさんの謙虚な考えに人生を学べる本
下世話の作法/ ビートたけし
エッセイの中で一番おすすめの1冊。
私の中でたけしさんは、大御所芸人さんぐらいの認識しかありませんでした。
しかし、本書を通して粋な人となりが伝わってきて、
自分もこんなふうに歳を重ねたいと将来の理想像となりました。
本書では粋について 書かれているのですが、
人としてのあり方を考えさせられました。
特に、行列に並ぶのは見っともないとか、
自分みたいな目立った人生より
淡々と為すべきことをやってる人生の方が尊いなど、
人生観が変わるようなことが目白押しで書かれています。
たけしさんの様な圧倒的実績を残されている方が、
全然偉ぶってない謙虚な考え方を持っていることに驚きました。
これも粋なんだろうなと思います。
私みたいに、あまりたけしさんのことを知らない人にこそ読んで欲しい1冊です。
きっとこれまでと見方が変わると思います。
人生の先輩からの教えが欲しいと思った時、
本書は人生の道しるべとなってくれます。